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「肝硬変の診断方法」と「腹水の診断方法」って違うの?

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肝硬変とは、長期間にわたる慢性肝疾患の結果、肝臓が高度に線維化してかたくなった状態です。

 

症状としては、全身倦怠感、消化器官症状、肝不全による腹水貯留、浮腫、貧血、黄疸、著明な腹部膨満感、出血傾向、意識障害などが見られます。

 

また、その他の症状としては手掌赤斑、くも状血管腫、性ホルモン代謝異常などが見られます。

 

肝硬変の診断には血清生化学検査、超音波検査、X線CTの方法を用います。

 

血清生化学検査では血清総蛋白の減少、A/G比の低下、TTT、ZTTなどの膠質反応の高値、γ-グロブリン上昇、IGG試験で血中停滞率の増加が見られます。

 

血液学的には白血球の減少、血小板の減少、貧血が認められます。

 

超音波診断では形態変化として肝辺縁の鈍化、実質の点状または斑状の高エコー像、肝内血管の狭小、径不同がみられます。

 

X線CTでは肝硬変の直接の診断というよりも肝がんの有無の検査に用いられます。

 

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肝硬変の合併症の一つである腹水とは血中タンパク質であるアルブミンが低下することによって毛細血管から体液が漏れ出ている状態です。

 

自覚症状としては腹部膨満感があります。

 

診断には視診、触診、聴診、打診、画像検査、超音波検査の方法が用いられています。

 

視診では腹壁の状態、腹部全体の陥没、膨隆、腸管蠕動の不穏などを注目して行います。

 

腹水では腹部全体の膨隆がみられます。

 

触診では腹壁の緊張や圧痛、肝臓などの臓器をふれて検査します。

 

腹水では波動を感じることができます。

 

聴診・打診では腸雑音の有無により蠕動の状態が診断できます。

 

打診では腹水であれば鈍い音がします。

 

その他には画像検査でCT検査、また超音波検査を行うことで調べることができます。

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