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肝硬変治療で使用されるアミノレバンの副作用について

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肝臓の繊維化のために肝細胞が減少し、肝機能が低下する肝硬変の患者数は約20万人と推定され、男性に多く、年齢的には40歳〜60歳代に1つのピークがあります。
肝硬変になると肝機能が低下することでタンパク質が作られなくなったり、アンモニアの解毒処理や血糖を維持することができなくなってしまいます。
そのため、体内にとって不要で本来なら排出されるべきアンモニア等が体内を巡ってしまうことがあります。
しかし、体内ではそのような事を防ぐために筋肉でアンモニアが処理され、その時にバリンやロイシン、イソロイシンといった分岐鎖アミノ酸が使われます。
また、糖の蓄積能が低下するために糖をエネルギーとして利用できないために分岐鎖アミノ酸が使用され不足状態となってしまいます。
そうなると、解毒作用が追いつかずにアンモニアが脳に達し、精神症状を引き起こす肝性脳症を発症してしまいます。
このようなことを防ぐためアミノレバンのような分岐鎖アミノ酸を含む総合栄養剤を接種する治療が必要となってきます。

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アミノレバンは肝臓病に用いられる総合栄養剤で、分岐鎖アミノ酸を中心にさまざまなビタミンやミネラルを配合し栄養状態を改善し、肝性脳症の予防や肝機能をこれ以上低下させないための治療で使用されます。
そして、経口摂取できるものと点滴で使用するものがあり、点滴は一般的に経口摂取が難しい人に使用されています。
アミノレバンはお薬ではなく栄養剤のため副作用はあまりみられませんが、人によって下痢気味になったり、お腹が張ったり気分が悪くなるケースがあります。
肝硬変では37〜94%に耐糖能以上が、19〜58%に糖尿病がみられるというデータがあります。
そのため肝臓でのグリコーゲン合成や蓄積能力の低下によって食後は糖の取り組みが阻害され高血糖になりやすくなってします。
また、空腹時、特に食事の間隔が長くなる夜中から早朝にかけてはグリコーゲンが枯渇し、極端な飢餓状態に陥る可能性があります。
つまり、高血糖や低血糖に陥りやすくなっています。
そのため肝硬変の治療時にアミノレバンを摂取した人に冷や汗や動悸、ふるえといった低血糖症状が現れると栄養剤の副作用と考えてしまいまが、もとから低血糖を起こしやすい状況にあるためにアミノレバンの副作用とは一概に言い切れません。
しかし、糖尿病を患っている人が摂取する場合、血糖値をよく観察し、激しく変動する場合は摂取量や飲み方を変更する必要があります。

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