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肝硬変と最も多い原因とはどのようなものなのか?

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肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているように、少々悪い部分があってもなかなか症状としては表れてこない臓器です。
肝細胞は正常に働かなくなっても、再生してその機能を回復する能力があります。
このように再生する期間は他の肝細胞がその働きを補っています。
2500億個とも言われる肝細胞が互いに補いながら再生を繰り返すことで機能の維持を図っているのです。
このトカゲの尻尾のような再生能力があるが故に、自覚症状が出る頃には深刻な状況に陥ってしまうことにも繋がります。
肝臓に表れる病気としてよく知られるもののひとつに肝硬変が挙げられます。
これは肝臓が小さく、硬くなってしまうもので、本来担うべき役割を果たせなくなった状態です。
肝臓がこのようになってしまう原因は、肝細胞の壊死と再生が繰り返されて、繊維成分が著しく増大したことによるものです。
肝硬変は不可逆性の症状とされていて、一度このような状態に進行すると元に戻ることはありません。

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このように取り返しのつかない病気とも言える肝硬変ですが、最も多い原因として一般的にイメージされているのは過度なアルコール摂取による影響です。
アルコールを摂取しすぎると肝臓を壊すとよく言われるように、たしかにアルコールは肝硬変を引き起こす要因のひとつではあります。
ところが、日本人の患者を調査してみると最も多い原因はアルコールではないことがわかります。
実はウイルスが原因となっているケースがアルコールよりも遥かに多いのです。
ウイルス性のほとんどはB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスです。
このB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスが元となる肝硬変は全体の半分以上を占めていて、最も多い原因となっています。
中には80%から90%がこれらのウイルスによるものという調査結果もあります。
肝硬変は不可逆性であるため、早期に診療を受けることが大切です。
診断はこれといった特定の検査法ではなく、血液検査や画像検査などを行った上で総合的に判断します。

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