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肝硬変で腹水やむくむがある場合には、食事で塩分を控える

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肝硬変患者の方で、おなかに水がたまる腹水やむくみが出た場合には、毎日の塩分摂取量を3グラム〜7グラム以下に抑えて、低塩の食事を摂るようになります。
塩分量は、腹水の程度に応じて決められます。
腹水やむくみは、血清アルブミンの低下と門脈圧亢進が原因であり、治療法については、塩分制限、利尿薬とアミノ酸製剤の内服、アルブミン製剤の点滴などが行なわれます。
 肝硬変を発症すると、肝臓が硬くなります。
そのために胃腸や脾臓、膵臓からの血流が肝臓に入りずらくなってしまい、門脈という太い血管の圧が上がります。
この状態を「門脈圧亢進」といいます。
 肝硬変の患者さんの食事療法については、治療薬の進歩によって、以前に比べると細かい食事制限の必要はなくなり、食事制限の必要のない患者さんも少なくありません。
ただし、塩分を控えるということは基本となります。
1日7グラム以下を目指す塩分制限が、むくみや腹水の治療にはもっとも重要なポイントとなります。

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 肝臓病の多くは、自覚症状がありません。
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、かなり病気が進行しなければ症状が出にくいという特徴があります。
また、一口に肝臓病といっても、急性肝炎や慢性肝炎、肝硬変、肝細胞ガンなどがあります。
そして、慢性肝炎の中には、アルコール性肝障害や肥満による脂肪肝、薬剤性肝炎などが存在しています。
 アルコール性肝炎では、お酒を控えるというレベルではなく禁酒が原則となりますし、脂肪肝では、お酒や菓子類を控えるようにしなければいけません。
それに加えて、肥満の解消が治療につながります。
 肝臓病の食事療法の基本は、エネルギーが適正でバランスのとれた食事となります。
肝硬変については、重篤な症状がない「代償期」と、腹水や肝性脳症、食道静脈瘤などの症状がある「非代償期」の病態によって異なります。
非代償期の肝硬変では、肝臓のグリコーゲンの量が減少しますので、起床時の糖の不足を防ぐために、就寝前に200Kcal程度の軽食を摂ることがすすめられています。

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