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肝硬変の食事療法において蛋白を控える理由はなぜ?

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肝硬変とはその名前からも分かるように肝臓に関する疾患で、肝臓に関わる様々な症状が現われます。
ただしこの疾患は一つの独立した疾患とは違い、肝臓の機能が低下した最終的な状態になっている事を言います。
もともと慢性的な肝炎を患っている人に発生する事が多いのですが、そもそも慢性的な肝炎とは肝臓の細胞が壊死と再生を繰り返すというものです。
何等かの理由によって肝臓に炎症が起こると、肝臓の細胞が壊死と再生を何度も繰り返す事態になる事があります。
細胞の壊死と再生を南路も繰り返す事は肝臓に大きな負担となり、その結果として肝臓が硬く小さくなる肝硬変が発生してしまうのです。
 そもそも肝炎を発症する原因については複数あり、代表的なものとしては肝炎ウイルスの感染や自己免疫異常等が挙げられます。
特に肝炎ウイルスに感染する事で発症してしまうパターンが多く、B型肝炎やC型肝炎等といった種類があります。
 他にもアルコールの過剰摂取を続けたり、服用している薬の影響等で肝炎を発症してしまう場合も少なくないです。

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 肝硬変が発生した場合に現われる症状についてですが、初期の段階ではほとんど症状が現われないという特徴があります。
そのため初期の段階で発見するためには、日頃から定期的に検診を受けてわずかな変化も察知出来るようにしておくのが良いです。
状態がある程度まで進行してくると、全身の倦怠感や脱力感、吐き気や腹痛等といった症状が現われてくる事もあります。
肝硬変の治療方法については薬物による症状の緩和や、食事療法等がよく知られている治療方法になります。
食事療法の具体的な内容としては蛋白質を控える事が大切なのですが、これは肝性脳症を防ぐ意味があります。
 人間が食事で蛋白質を摂取すると体内で代謝された時に、アンモニアという物質が発生します。
この血中のアンモニアを無毒化するのも肝臓の役割ですが、機能が低下していると期待通りの無毒化は難しくなります。
これによって脳にも影響が及んでしまい、肝性脳症という疾患を発症してしまう可能性が出てくるのです。
そのため肝硬変の患者は蛋白質を控えたり、定期的に血液検査を受けて血中のアンモニア量のチェックを行ったりします。

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