MENU

肝硬変で腹水がたまる原因と利尿薬を使用する理由とは?

スポンサーリンク

肝硬変の症状で腹水が発症すると、末期症状であると診断が下され、腹水が余命宣告のタイミングとなる場合もあります。
ただし、腹水がたまっても利尿薬を服用していれば、十分に延命することは可能です。
ただし、利尿薬を服用する期間が長くなるほど、徐々に腎臓の機能が低下し腎不全になるという危険性があります。
利尿薬によって血管の中が脱水状態になり、その結果尿酸値が上がり、消化管から出血する可能性が高くなります。
 肝硬変を発症後の死因については、肝機能低下に伴う肝不全によって、食道静脈瘤破裂による失血死・肝性脳症による昏睡などが挙げられます。
肝硬変の末期症状である腹水の原因は、血液中のアルブミンの低下と、小腸から肝臓へ流れる太い血管である「門脈」の血流が、悪くなったために門脈圧亢進になるためです。
中でも血中アルブミンが大きく関与しています。
そもそもアルブミンは肝臓で作られているので、肝臓の機能が低下してしまうと、アルブミンを作り出しにくくなります。

スポンサーリンク

 肝臓の中で作り出されるアルブミンは、血液中の浸透圧を調整するためには必要な物質であり、タンパク質の一種となります。
アルブミンは、血液中のタンパク質の半分以上もの割合を占めており、血管中の水分量を正常値に保持したり、余分な水分を血管内に取り込む役割を果たしています。
このアルブミンの合成が、肝臓内で正常に行なわれていない場合に腹水がたまるようになります。
 アルブミンの量が減少して、余分な水分を血管内に取り込むことができなくなってしまうと、身体にむくみを生じたり少しずつお腹に水がたまるようになります。
また、肝炎が悪化して肝硬変へと進むと、門脈圧亢進によって水分が外に押し出されてしまうので、お腹に水がたまりやすくなります。
腹水の治療法としては、安静を保つことが重要です。
安静にすることで、肝臓への血流量が増加するからです。
さらに、腎臓への血流量も増加しますので、排尿状態の改善効果を期待することができます。

スポンサーリンク