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肝硬変と貧血症状の関係について

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肝硬変とはその名前からも分かるように肝臓に関する疾患で、肝臓の機能低下が発生してしまいます。
肝硬変は独立した一つの疾患とは違い、肝臓がダメになってしまう直前の最後の状態になる事を言います。
具体的には慢性的な肝炎をきちんと治療せずに放置して、肝炎の症状がだいぶ進行してしまった形と言えます。
 慢性的な肝炎とは肝臓に炎症が起きて細胞の壊死と再生を、何度となく繰り返してしまうという疾患になります。
肝臓の細胞が壊死と再生を繰り返すうちに負担がかかり、やがて肝臓は硬く小さくなってしまうのです。
これが肝硬変と呼ばれる状態で直接的な原因としては、ウイルス感染や自己免疫異常等を挙げる事が出来ます。
 肝臓が一度このような状態まで進行してしまうと、正常な状態の肝臓に戻す事は基本的に難しいと言われています。
そのため出来るだけ早く治療を開始する事が大切なので、違和感に気付いたら速やかな病院受診が望ましいとされています。

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 肝硬変になってしまった場合に現われる症状についてですが、初期の段階ではほとんど現われないのが特徴となっています。
そのため早期発見をするには定期的に検診を受けて、ほんのわずかな異常でも察知する事がポイントです。
状態が少しずつ悪化してくると全身の倦怠感や脱力感、吐き気や嘔吐等の症状が現われてくる事があります。
 ちなみに患者の中には貧血を訴える人もいるのですが、これはビタミンB12や葉酸が減少する事と関係しています。
肝臓の機能が低下するとビタミンB12や葉酸の欠乏が発生して、骨髄で血を造るという作業が滞ってしまうのです。
こうした関係によって肝硬変になると貧血になってしまう人が出てくるのですが、それ以外にも免疫細胞の増殖が関係する事もあります。
肝硬変になると免疫細胞であるマクロファージが増殖する事があり、この免疫細胞が赤血球等を食べてしまう事があるのです。
こうなると血が造れなくなる事に加えて、現在ある血球も減少してしまい貧血が発生してしまいます。

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