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肝硬変の原因や症状と「GOT」と「GPT」の数値とは?

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慢性肝炎やお酒の飲み過ぎなどによって肝細胞の破壊と再生が繰り返されると、肝臓が線維化していきます。
更に、肝細胞が線維に囲まれる事により肝臓の表面は凸凹になり、組織は硬くなって本来の機能を十分に果たせなくなります。
この様な状態を肝硬変と言い、原因として圧倒的に多いのはB型やC型などのウイルス肝炎です。
お酒の飲み過ぎでも肝硬変になりますが、お酒を飲まない人でも非アルコール性脂肪肝炎から肝硬変に進行する事があります。
自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変のような自己免疫性肝疾患が原因となる場合もあります。
初期の頃は、肝臓の一部に障害が起こっても残りの部分がそれをカバーして働く為にほとんど症状はありませんが、線維化が進むと黄疸や腹水や肝性脳症などの様々な症状や合併症が現れてきます。

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GOTとGPTはどちらもタンパク質を分解してアミノ酸をつくる酵素で、GOTの正式名称をグルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ、GPTの正式名称をグルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼと言います。
これらはほとんど同じ働きをするのですがGPTのほとんどは肝臓に存在するのに対し、GOTは肝臓だけでなく腎臓や赤血球、心臓や手足の筋肉などにも存在するという違いがあります。
これらは肝細胞が壊れたり細胞膜の透過性が増す事で、血液中に酵素が流れ出し数値が上がります。
したがって肝臓に異常があった場合は、ほとんどの場合は両方の数値が上がりますが、GOTの数値だけ上がってGPTが上がらない場合は心筋梗塞や筋肉の組織が壊れたなどが考えられます。
肝臓においてGOTとGPTの数値を比べると、脂肪肝や慢性肝炎の場合はGPTがGOTの数値を上回り、症状が肝硬変に進行すると逆転してGOTがGPTを上回る事になります。

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