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肝硬変の3大合併症について

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肝炎から肝硬変に至る事があります。
原因は、B型肝炎ウイルス感染、C型肝炎ウイルス感染、アルコール性、非アルコール性脂肪性肝炎などが元となり肝臓に傷が生じます。
その損傷部位を修復するときにできる繊維質のコラーゲンが増加して肝臓全体に広がった状態の事です。
内視鏡などで肉眼的にみると肝臓全体の表面上がゴツゴツした岩のような感じで見ることができます。
この肝硬変には3大合併症と言われるものがあります。
腹水、食道静脈瘤、肝性脳症が3大合併症です。
3大合併症の一つは腹水です。
腹部に水が溜まる症状です。
肝硬変で肝臓の機能が低下してしまうと、肝臓で生成されるタンパク成分の中のアルブミンが血液中に減少する事によって発生します。
アルブミンが減少した結果、浸透圧の関係で血液中の水溶成分がにじみ出て腹腔内に溜まってしまいます。
この腹水が溜まりお腹が膨らんでしまう状況をカエル腹と呼んでいます。
体重も増加し、下肢にはむくみが表れやすくなります。
腹水は肝硬変の場合の大切な指針となります。

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肝硬変の3大合併症には食道静脈瘤もあります。
食道内の静脈が膨らんで蛇行し瘤状になっている状態です。
肝炎の時は、肝臓内に流れ込んでいる血管中の門脈の流れが流れにくくなっており、そのために行き場のない血液が新しい経路の為に細い血管にバイパスとして流れ込みます。
主に食道や胃、臍部、直腸などにある静脈に流れ込みます。
食道内の血管に流れ込んでしまった状況が食道静脈瘤となってしまいます。
この静脈瘤に圧力がかかり破裂すると大量出血を起こし、死に至る事もあります。
肝硬変時の3大合併症に肝性脳症もあります。
肝性脳症は、肝臓機能の低下によって、意識障害や精神症状が発生します。
通常アンモニアやメタンといわれる腸内で発生した物質は、肝臓で分解され尿素として排泄されるようにできています。
しかし肝硬変になると、このアンモニアなどを分解する肝臓の機能が低下してしまい、血液中のアンモニアが増加してしまいます。
肝硬変による門脈圧迫のため、直接心臓に流れ込んだ血液も脳に流入し、そのアンモニアの毒性により脳細胞状に障害が発生してしまいます。
症状としては時間や今いる場所がわからなくなったり、興奮状態やむやみにおびえたりするような精神状態が現れたり、ひどい場合は昏睡状態に陥る事もあります。
このように3大合併症は肝炎時の大きな指標になります。
このような肝硬変時の3大合併症に至る前に早期発見早期治療が必要です。

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