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肝硬変で引き起こされる下痢や治療方法などについて

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肝硬変の症状は少しずつ進行するので初期の段階で自分で気づくことは難しく、軽い症状が続くために放置する人も少なくありません。
代表的な初期症状は、吐き気や食欲不振や全身倦怠感です。
徐々に食道静脈瘤や便秘や下痢、意識障害が起こる肝性脳症や腹水が溜まるなど深刻な症状が現れます。
肝硬変で下痢を訴える患者は多いですが、様々な要因が重なって起こります。
肝硬変では様々な代謝異常によって消化機能が弱くなり、下痢と腹痛と便秘の症状が入れ替わりに起こります。
門脈圧の亢進が起こることで腸管の粘膜にむくみが起こるという門脈圧亢進症によって栄養が吸収されないという吸収障害が起こると、腸管の浸透圧の上昇して下痢が引き起こされます。
また、肝硬変患者に起こる肝機能障害による胆汁の不足と胆汁中の胆汁酸塩の不足で、タンパク質と脂肪の吸収や分解が困難になって消化不良が起こると下痢が生じます。
また、肝硬変になると、食べ物が腸に入った直後に腸の蠕動運動が起こって食べ物を排泄しようとします。
蠕動運動が早すぎると腸が食べ物から水分や栄養を吸収できなくなるので、水下痢が出ます。

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肝硬変になると腸管での細菌の繁殖のスピードが速くなるので、排出された毒素が消化酵素に影響を及ぼして硬い脂肪の消化吸収が妨げられることで下痢が起こります。
腹水の治療方法は、安静にして腎臓や肝臓の血液量を上げたり点滴したり利尿剤を内服したりすることです。
腹水の量が多くて呼吸が苦しいとか吐き気や嘔吐が出て苦痛を感じるといった場合の治療方法として、お腹に針を刺して水を抜くことがあります。
しかし、この治療方法では腹水がすぐに溜まり、血圧低下や感染の危険もあるので苦痛がひどくなければそれほど行われません。
下痢に対する治療方法は、脂肪分の摂取を抑えたり整腸剤を内服したりします。
また、肝臓で処理された毒素を便によって排出させるために、薬によって下痢を止めるという治療方法を行ってはいけません。
他に、肝硬変の治療方法としては病気の原因を除去するために肝移植を行うことがあります。
この治療方法で健康な肝臓が移植できれば、移植してから健康な人と同じような生活を目指すことが可能になります。

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