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肝硬変患者の多くが訴える下痢とその複合的な原因

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肝硬変によって生じる症状は多岐に渡るものの、その症状のほとんどはそれだけでは肝硬変であるということを確定診断しづらいものであるという特徴があります。

 

黄疸はその中でも視覚的に明らかにわかりやすいものであり、肝臓の機能が低下していることを判断できる数少ない症状です。
しかし、肝臓は身体にとって重要な臓器であり、様々な機能を有していることから、その機能低下によって様々な症状が表れてきます。

 

その症状が徐々に進行していくために気づきにくかったり、軽微な状態が続いたりするために気にかけなかったりすることも多いのが事実です。

 

そういった自覚症状の一つとして多くの患者が訴えるのが下痢であり、その原因も幾つかの要因が重なり合って生じています。

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肝硬変が起こると肝機能の低下によって肝臓による分泌物が低下します。

 

胆汁の不足はその最たるものであり、胆汁の分泌量が低下することによって脂肪やタンパク質の吸収がうまくできなくなり、下痢を引き起こす原因となります。

 

また、ホルモンバランスの狂いが生じることによって腸管の蠕動運動が亢進してしまい、消化や吸収が十分に行われないままに排出が進んでしまうことも原因となります。

 

これに関連して門脈圧の亢進が起こることによって腸管の粘膜に浮腫ができてしまうことにより吸収過程が阻害されてしまうということも知られています。

 

こういった複合的な原因によって下痢が引き起こされるリスクが有るのが肝硬変であり、それゆえに多くの患者が訴える症状となっています。

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