MENU

肝硬変によるアルブミン低下から生じる腹水とその治療方針

スポンサーリンク

肝臓の機能が低下することによって人は健康を保つために必要な機能を大きく低下させていくことになってしまいます。

 

その機能がうまく代償されている場合には自覚的な症状が伴うことはないものの、それが代償されなくなった際には重篤な症状が見られるようになってしまいます。

 

肝硬変は肝臓の機能低下をもたらすものの中でも深刻なものであり、肝硬変になってしまうと肝臓はもとの状態に戻すことは困難であるとされています。

 

そして、肝硬変によって機能が低下していくことによってその機能が代償されない非代償期に入ってしまうと末期であると言われ、余命が長くないということを覚悟しなければならなくなります。

 

それと同時に表れてきた重篤な症状との戦いが必要になっていきます。

 

スポンサーリンク

非代償期の合併症として最も典型的なものは腹水です。

 

肝硬変の進行によって肝機能が低下すると、血液中にあるアルブミンの量が減少してしまいます。

 

これによって浸透圧が変化してしまうことにより、血管の外に水分が出てしまいやすくなり、腹水が溜まりやすくなるというのが主なメカニズムです。

 

このような状況になってしまった場合には水を排出することが基本方針となり、塩分制限や水分制限を行っていく食事療法が行われます。

 

また、点滴によってアルブミン製剤を血液中に送り込むことによって水分を血液中に保持しやすくしたり、利尿剤を服用することによって尿からの水分の排出を促すというのが薬物治療として行われていきます。

 

こうすることによって腹水の症状が軽減されて生活の質が向上すると期待できるからです。

スポンサーリンク