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肝硬変の合併症で多くみられる腹水の治療方法

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肝硬変とは、C型肝炎など長期間にわたり慢性肝疾患にさらされた結果、肝臓が高度に線維化してかたくなった状態を言います。

 

肝硬変の原因は肝炎ウイルスによるものが多く、そのうちでもB型肝炎ウイルスが20%、C型肝炎ウイルスが50%となっています。

 

若いころに血液や体液を介してこのウイルスに感染し、肝炎ウイルスに長期間感染した肝炎の終末的病態と考えられています。

 

その他の原因としいては、アルコール性肝障害による肝細胞破壊の後に線維化が進行して肝硬変となるものもあります。

 

臨床症状としては、全身倦怠感、消火器症状、臍部を中心とする静脈の怒張、食道静脈瘤、痔核形成などがあります。

 

また、肝不全による症状として、腹水貯留、浮腫、貧血、黄疸、腹部膨満感、意識障害などが見られます。

 

その他の症状としては、皮膚色素沈着、手掌赤斑、くも状血管腫なども見られます。

 

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肝硬変の治療方法としては、腹水などの合併症の治療が基本になります。

 

腹水とは、血清タンパク質の多くを占めているアルブミンという成分が減少することによって、血管から水分が漏れ出しやすくなり、これによって腹部に水がたまった状態です。

 

腹水の治療方法は、食事療法と薬物療法を基本に行います。

 

食事療法としては、まず食塩摂取量の制限を行います。

 

毎日の塩分摂取を2グラム以下に抑える必要があります。

 

また、血液中のタンパク質が少ない状態となりやすいので、赤身の肉や魚、豆腐などのタンパク質を少量ずつこまめに摂取することも大切です。

 

食べてはいけないものとしては、プリン体が多く含まれているビールなどの酒類、揚げ物など油っこいものは避けてください。

 

また、食事療法のほかに薬物療法として利尿薬の投与を行い、尿を出やすくすることで腹水の貯留をコントロールしていきます。

 

最近は早期発見により全身管理の向上から予後は改善されてきています。

 

倦怠感や黄疸、腹部膨満感など体の異変を感じたら早急に病院へ行きましょう。

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