MENU

腹水のある肝硬変患者における腹水穿刺と腹水濃縮還流とは?

スポンサーリンク

肝臓の疾患が進行してしまうことによって様々な重篤な症状が生じてしまいます。

 

多少の肝障害が生じたとしても、肝臓の再生機能は高いことから運動や食事などを考慮した適切な生活の改善を行っていくことによって回復することができるのが一般的です。

 

しかし、著しく病状が進行してしまって肝硬変になってしまうと、その変化は元に戻せなくなってしまいます。

 

そういった状況で肝機能の低下が進行していってしまうと非代償期と呼ばれる重篤な合併症を伴う状況になってしまい、その合併症によって生活がつらい状況になってしまいがちです。

 

そのため、肝硬変が非代償期に入ってしまった際にはその合併症に対して適切な対症療法を行っていくことになります。

スポンサーリンク

腹水は非代償期に表れる症状の典型的なものであり、腹水穿刺はその外科的手段として内科的な手段では有効性が認められなかった際や、緊急を要する際に行われます。

 

腹水穿刺は腹水が溜まってしまっている腹腔内にカテーテルを挿入することによって腹水を体外に物理的に排出させる方法であり、痛みなどの苦しさに耐え難い状況になってしまった患者にしばしば行われているものです。

 

最近では腹水穿刺によって取り出した腹水を濃縮して体内に戻すことにより、腹水穿刺により失われてしまうミネラルやタンパク質などの成分を補填する腹水濃縮還流も行われるようになってきています。

 

こういった方法が開発されたことによってより患者の予後が向上してきているのが現状です。

スポンサーリンク